富士通の「FMV LIFEBOOK AH570」は、15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載した据え置き型ノートPCだ。2010年夏モデルからブランドネームをグローバルブランドに統合し、ノートPCは従来の「FMV BIBLO」から「LIFEBOOK」へと改められており、この「LIFEBOOK AH」シリーズは、従来の「BIBLO NH」シリーズに相当する。
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店頭販売モデルのラインアップは、テレビ/3D、エンターテインメント、スタンダードと用途別に分類されており、それぞれ2モデルずつ、合計6モデル(カラーバリエーションも含めると計13モデル)が用意されている。ここではテレビ/3Dジャンルの上位モデルである「AH570/5BM」を取り上げる。FMV LIFEBOOKシリーズとし グッチ コピー
ては、初となる3D立体視対応モデルだ。
●エレガントな光沢ブラックボディ
ボディはエッジに丸みを持たせつつ、手前側を少し絞り込んだ流線形のフォルムを採用している。天面とパームレストはうっすらとラメの入った光沢仕上げで、ほどよくエレガントなイメージだ。ボディサイズは、384(幅)×266.3(奥行き)×31.8?40.5(高さ)ミリ、重量
は約3.1キロとなっている。
背面に搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は22ワットアワー(10.8ボルト 2000mAH)と小さく、公称の駆動時間も約1.2時間と短い。据え置きでの利用が前提の仕様だ。
プリインストールOSには、Windows 7 Home Premiumを採用している(32ビット/64ビット両対応)。コンシューマ向けの機能が一通り使える バーバリー
Windows 7の標準的なエディションだ。標準でプリインストールされているのは32ビット版だが、HDDに収録されているリカバリイメージからリカバリを行うことで、64ビット版のWindows 7 Home Premiumでも利用できる。
32ビット版では仕様上、大容量のメモリを搭載しても実際に利用できるメモリ容量は3Gバイト前後までという制限はあるが、64ビットで シャネル
は事実上制限なしに利用できる。一方、古いソフトウェアや周辺機器が64ビットに対応していない場合もまれにあり、32ビットのほうが都合がよい場合もあるだろう。最近のWindows 7搭載機では64ビットが主流になりつつあるが、ユーザーの事情によって選べるようになっているのはありがたい。
●家庭向けとしてはハイレベルの基本スペック
CPU
には、Core i5-560Mを採用する。最新の32ナノメートルプロセスルールで製造されているデュアルコアCPUで、1コアにつき2スレッドを同時に取り込んで実行するHyper-Threadingに対応しており、4スレッドの同時実行が可能だ。基本動作クロックは2.66GHzだが、Turbo Boostにより、高負荷時には最大3.2GHzで動作する。
グラフィックス機能は、Core i5-560Mが
内蔵するグラフィックスコアのIntel HD Graphicsを利用する。本格的な3Dゲームがプレイできるような3D描画性能はもたないが、HD動画再生支援機能を装備しており、Blu-ray DiscタイトルやAVCHDムービーなどを少ないCPU負荷で快適に鑑賞することができる。
チップセットはモバイル向けで定番のIntel HM55 Expressを搭載する。メモリはPC3-8500 SO-DIMMに
対応しており、標準で4Gバイト(2Gバイト×2)、最大で8Gバイト(4Gバイト×2)の構成に対応する。データストレージは2.5インチのSerial ATA HDD(5400rpm)を搭載しており、容量は750Gバイトと大容量だ。
光学ドライブとしては右側面にBlu-ray Discドライブ(BD-REドライブ)を装備する。BD/DVDの再生ソフトとして「Corel WinDVD」と「Fujitsu
PowerDVD9 3D Player」を、BD/DVD書き込みソフトとして「Roxio Creator LJ」、BD/DVDオーサリングソフト「Corel Direct DiscRecorder」などがプリインストールされる。
通信機能は、100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LANを備える。有線LANが1000BASE-Tに対応しない点は価格を考えると少し物足りない。本体装備の端子類は、USB 3.0、USB 2.0
それぞれ2基ずつ計4基のUSBポートを備えるほか、ExpressCard/34スロット、SDメモリーカードスロット(SDHC/SDXC対応)、HDMI出力など、充実した内容となっている。
グラフィックス機能がCPU内蔵であるなど、飛び抜けて高性能というわけではないが、大手メーカー製の量販店モデルとしては高性能なCPUを搭載しており、メモリ、HDD容量なども合
わせてPCとしての基本性能は十分高いレベルにある。
●鮮やかな表示の15.6型ワイド液晶を搭載
15.6型のワイド液晶は3D立体視に対応しており、画面の表示解像度は1366×768ドットだ。LEDバックライトを採用した高色純度、高輝度の光沢パネルを採用し、映り込みを抑える低反射処理もされている。
動画再生時に自動的に映像を鮮やか
にする機能も持っており、テレビやBlu-ray Discタイトルの映画などを見栄えのする表示で鑑賞できる。動画再生時の画質設定を選択する「画質設定ユーティリティ」は、デフォルトで「クリアモード」になっており、動画再生中に「ノーマルモード」と切り替えて比べてみると、色温度が下がり(暖色系になり)、彩度がアップするのが分かる。
実際に試用し
たところでも非常に明るく鮮やかな印象があり、映り込みも比較的少なく、ノートPCの液晶としては左右の視野角も広めだ。動画再生時の画質調整も効果的で、特にテレビ映像の画質はかなりよい印象を受けた。
ステレオスピーカーは、ボディ奥側のヒンジ部に斜めに配置してあり、PCに向かって使用するユーザーが最もよい状態で視聴できるよう配慮され
ている。低音はノートPCなりに弱めであるが、悪くない音質だ。
バーチャルサラウンド技術の「DTS Surround Sensation UltraPC」と、ノートPCでのスピーカーの聴覚的な音量レベルを向上させる技術「DTS Boost」にも対応している。前者は特に映画などのコンテンツで有効で、明らかにサウンドに奥行きが出て臨場感が増す。後者はそれほど派手な効果はな
い印象だが、有効にすると確かに音に厚みが増すのが分かる。
●3D立体視を含め、充実のエンターテインメント機能
3D立体視に対応するのも大きな特徴だ。3D表示対応の液晶ディスプレイと3D撮影対応の3Dカメラを装備しつつ、専用の3Dメガネを添付し、3D立体視対応のソフト/コンテンツもプリインストールしており、購入してすぐに3D立体視
を楽しめる。
Blu-ray 3Dやデジタル放送の3D番組、YouTubeに公開された3Dコンテンツの視聴、DVD-Videoや動画/静止画ファイル、対応ゲームタイトルの2D/3Dリアルタイム変換視聴、内蔵3Dカメラによる3D静止画/動画の作成も行える。このように「視聴」「変換」「作成」という「3つの3D体験」が楽しめるというのが、富士通の3D立体視対応PCにおけ
る特徴だ。
3D立体視の方法は円偏光/サイドバイサイド方式を採用している。この方式では、液晶ディスプレイの1画面に右目用と左目用の2種類の像を合成表示(横1ラインごとに右目用と左目用を交互に表示)しつつ、右目と左目の偏光方向を変えた偏光メガネを使って左目には左目用、右目には右目用の像だけを映すことで、立体でない映像を立体に見せ
る。
偏光方式の特性上、効果的に視聴できる視聴位置には制限があり、AH570/5BMの場合は液晶ディスプレイの垂直方向から4?10度の角度、および画面から55?70センチの距離が推奨されている。机の上に置いて普通の姿勢で見ればこのような角度になると思われ、特に不都合はないと思われる。
3D立体視を楽しめるソフト/コンテンツとしては
以下のようなものがある。
?Fujitsu PowerDVD9 3D Player
?3Dカメラビュワー
?TriDef 3D Media Player
?とびだす熱帯魚!
?THE MOVIE やさいのようせい 3D
「Fujitsu PowerDVD9 3D Player」は、Blu-ray 3D(Blu-ray Discの3D立体視規格)の視聴やDVDなど2D映像を3D化して観賞できるソフトだ。ようやく国内でもBlu-ray 3Dのコンテンツが流通
しはじめており、楽しめる環境ができつつある。それらをいち早く楽しめるのは大きなメリットだろう。
2D映像の3D化機能は、Blu-ray 3Dなどネイティブな3Dコンテンツの迫力には及ばないものの、比較的動きが遅くカメラアングルが頻繁に変わらないような映像なら、それなりに楽しめる。欲しいBlu-ray 3Dが発売されるまでのつなぎとして遊ぶなら十分だろ
う。
「3Dカメラビュワー」は、液晶フレーム上部に搭載した3Dカメラを利用して、2D/3Dの静止画および動画の撮影、飾り付け、動画サイトへのアップロードなどができるソフトウェアだ。見るだけでなく、自分で3Dコンテンツを作って楽しめるのは面白い。
「TriDef 3D Media Player」は、2Dの写真を3D化して見ることができる。「とびだす熱
帯魚!」は仮想水槽の中で熱帯魚を飼育し、3Dで鑑賞して楽しめるソフト。「THE MOVIE やさいのようせい 3D」は3D立体視対応のスクリーンセーバーだ。このように3D対応ノートPCならではの楽しみができるソフト/コンテンツがたくさん用意されているのはうれしい。
エンターテインメント機能としては、テレビの視聴/録画機能も装備している。地上
/BS/110度CSと3波デジタル放送に対応したテレビチューナーを1基内蔵し、録画視聴ソフトはピクセラの「DigitalTVbox」を利用する仕様だ。付属のリモコンを使って、気軽にテレビや録画番組の観賞が楽しめる。前述の通り、デジタル放送の3D番組が視聴できるのも特徴だ。
テレビ録画の機能は最大10倍の長時間録画機能に対応しているものの、キーワー
ドを指定しての自動予約録画などあまり気の利いた機能はない。操作のレスポンスがいまひとつよくない点も気になった。なお、B-CASカードスロットは底面手前側に用意されている。
●テンキー付きキーボードにスクロールパッドを搭載
キーボードは4列テンキー付きのフルサイズキーボードだ。最近のトレンドであるキー間隔を離して、キートッ
プのみを露出したアイソレーションタイプではなく、従来型のスタンダードなデザインを採用している。入力のしやすさという点では、こちらのデザインのほうがいいというユーザーは少なくないだろう。
テンキーがあるため、多少キーは小さめで、キーピッチ約18.4ミリ、キーストローク約3ミリとなっている。ほぼ均等ピッチで特別小さいようなキーはな
い。配列も比較的素直で、レギュラーキーの右端とテンキー左端の間には仕切りがあり、5ミリほどの間隔が開いているので、特にミスタイプしやすい印象もない。
キーボードユニットの立て付けはしっかりしており、たわむような感触はない。ただし、スイッチの反発はやや強めで、キートップも指を置きやすいようなくぼみなどがないうえ、やや素材が薄
いのか、タッチ感は少々頼りない印象もあった。
キーボードの手前には、ポインティングデバイスとして2ボタン式タッチパッドのほか、円形のスクロールパッドを装備している。スクロールパッドは、エッジを時計回り/反時計回りになぞることで下/上スクロール操作を行うものだが、パームレストとははっきりした段差が設けられているうえ、素材の滑
りも適度で操作性はとてもよい。
スクロール操作をした後にカーソルを動かすつもりで、そのままスクロールパッド上で指を動かしてしまい、カーソルが反応しないことに戸惑うこともあるが、すぐに慣れると思われる。
スクロール機能はタッチパッドの右辺/下辺を使って行うことも可能なので、そちらを使ってもよい。こちらもパームレスト
との段差がはっきりしている効果で、とても使いやすい。タッチパッドのボタンがしっかりした左右の独立成形となっているのも好印象だ。また、USB接続のホイール付きレーザーマウスも付属する。
さらに、液晶フレーム上部に搭載した3D対応カメラによる便利な機能も搭載している。「ジェスチャーコントロール」は、カメラに向かって手を振るとオン
スクリーンで操作アイコンが表示され、そのアイコンの方向へ手を動かすことで、再生/停止や音量調整などのメディア操作が可能だ。PCから離れて(とはいっても15.6型ワイド液晶ではそう遠くからは見られないが)エンターテイメントコンテンツを見ることが多い場合は結構便利かもしれない。
また、カメラの認識機能を利用した人感センサー機能も備
えている。PCから離れた時に自動的に画面表示をオフにし、戻ってきたらPCに触れずとも再び画面表示をオンにしてくれる。スクリーンセーバーとの併用はできないが、近未来的な便利さがあってなかなか面白い。
●ベンチマークテストの結果は?
PC USER定例で行っているベンチマークテストの結果を掲載した。Windowsエクスペリエンスインデ
ックスのスコアは画面の通り。CPU内蔵グラフィックスコアのため、グラフィックスのスコアが少し弱いが、プロセッサでは6.7のサブスコアをマークしているように基本性能は高い。3Dゲーム以外の用途であればWindows 7を快適に利用できるのは間違いない。
PCMark05は6289、PCMark Vantageでは6240といずれも良好なスコアで、基本性能の高さはここでも
証明されている。3DMark06のスコアは1946と振るわないように、やはり本格的な3Dゲームのプレイは難しい。FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3のスコアからは、この程度(DirectX 8.1世代)のゲームであればプレイできるレベルにはあることが分かる。ゲーム向きではないといっても、息抜きに楽しむようなちょっとしたオンラインゲームなどの実行には十分な性能が
ある。
●バッテリー、騒音、発熱テストの結果は?
バッテリー駆動で利用する機会はあまりないと思われるが、バッテリー駆動時間のテストも行ってみた。テストプログラムには海人氏のBBench1.01を使い、10秒ごとにキー押下、1分おきに無線LANでWebアクセスを行う設定(電源プランは「バランス」、液晶輝度40%)で駆動時間は44分(残り10
%)だった。バッテリー駆動では短時間でも心もとない印象だ。
静音性はまずまず。室温24度、暗騒音32デシベルの環境で本体を手前5センチから計測した騒音レベルは、アイドル時で38デシベル、低負荷時で39デシベル、高負荷時で43デシベルだった。アイドル時でもファンが回るのが分かるが、高負荷時でもそれほどうるさいという印象はない。音の変化
は緩やかで、特に気になることはなかった。
発熱の処理は優秀だ。手が触れる部分ではパームレストは常にクールな状態で、キーボード左が多少ほかより温度が高いかという程度だ。
●使い勝手に優れるエンターテインメントノートPC
量販店での実売価格は17万5000円前後となっている。さすがに安くはないが、PCとしてハイレベルの
基本性能に3D立体視対応を含め、充実したエンターテインメント機能を備えていることを考えると納得できる価格だろう。
特に3D立体視機能については、見るための機能があるだけでなく、自分で撮影できる3Dカメラを装備するほか、買ってからすぐに楽しめるようソフトウェアやコンテンツを豊富にそろえている点も魅力だ。
また、液晶の表
示品質やテレビの画質などは安価なノートPCと明らかな差がある部分で、タッチパッドやスクロールパッドを含め、各種機能の使い勝手もよい。快適にワンランク上のエンターテインメント体験ができるノートPCとしておすすめできる。
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2010年PC秋冬モデル特集
引用元:RMT
ski liftの意味
13 年前
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